◆オキクルミ◆
オイナ族の戦士の青年。 カムイの宝剣「クトネシリカ」に青鈍色の光を宿させ 双魔人たちが吹かせている吹雪を打ち払うために 妖怪(ケムラム)を村の外でひたすら斬り続けている。 なるべく低い声でしゃべりたいが、声が小さくなりそうでなかなか難しい。 ◆カイポク◆ オイナ族の娘でピリカの姉。 ウエペケレの住人全てが余所者を警戒して扉を閉ざす中、 村から出ようとしたアマテラスたちを呼び止めて家に招いてくれた。 あやかしの森ヨシペタイの案内もしてくれるが、 足がとんでもなく速い。シカのお面だからなのか。 ◆サマイクル◆ 魔人との戦いで傷付いたケムシリ爺の代わりに、 村長(むらおさ)を地位をつとめている。 詳しい年齢は分からんが、公式では「オイナ族の若き戦士」 らしいのでオキクルミやカイポクと同じぐらいかそれより ちょっと上ぐらいの感じでしゃべっています。 ◆ケムシリ爺◆ オイナ族の長老。語尾に「〜っぺ」をつけてしゃべる。 イッスンのことは「イッスン坊主」、アマテラスを「白野威」と呼ぶ。 ヨシペタイでのピリカの捜索をアマテラスに頼んだ。 「山興しの祈祷」でエゾフジを噴火させる力を持っているが、 吹雪のせいでできないらしい。上半身に服を着たらいいと思うのだが・・・。 ◆トゥスクル◆ オイナ族の祈祷師の女性。 イリワク神殿の入り口アフンパラの大門の近くで暮らしている。 ツヅラオと同じぐらいの高さで、含む空気は少なめでしゃべってます。 頭に乗っている2羽のフクロウがかわいい。 しゃべるたびに羽ばたくが、重くはないのだろうか。 ◆ミヤビ◆ コロポックルの里「ポンコタン」に住む、 アゲハチョウの頭飾りをつけているコロポックルの少女。 イッスンの幼馴染で、家出をしたイッスンのことを心配している。 モンシロ、オオムラサキ、ホタルなどのそのまんまな名前がいるのに なぜこの子は「アゲハ」じゃないのだろうか・・・? ◆イッシャク◆ ポンコタンの長老でありイッスンの祖父。 100年前にアマテラスと共に旅をした、第六代「天道太子」。 イッスンの絵の師でもあり、非常に厳しく修行をさせたため 村から出て行ったイッスンは身内の縁を切ったとまで言った。 ・・・だがやっぱり孫は可愛いもので、実は優しいおじいちゃん。 ◆シャクヤ◆ 100年前の神木村にいる女の子。 自分で舌足らずに「シャクヤ」と名乗ったが、 その正体は神木村のご神木「コノハナさま」の精霊 サクヤのちっちゃい頃の姿。 この頃からイッスンのことは「玉虫」と呼んでいたらしい。 ◆白野威◆ 100年前のアマテラス。 神木村のそばで暮らしており、ヤマタノオロチの生贄の 品定めをする妖怪と思われていた。 イリワク神殿でオキクルミをかばって重傷を負ったのち、 100年前に戻って神木村でヤマタノオロチの最後の攻撃から イザナギをかばって息絶え、伝説として語り継がれていた。 ◆ピリカ◆ 幽門扉をくぐって100年前の世界に迷い込んでいた カイポクの妹の、オイナ族の少女。 長老ケムシリ爺をしのぐほどの霊力を持っており、 山興しの祈祷でエゾフジを噴火させることができる。 ヤマタノオロチとの戦闘中にオロチの背中に乗っており、 その背は大炎上したがなぜか怪我一つなかった。 |