2008年に行われたモノポリーのルール改定



いつもお世話になっている、みんなもご存知なづきいろさんからモノポリーに関する情報を頂いたのである。

モノポリーのルールは2008年にあちこち変わっているみたいです。

所得税が200ドルで固定になったり物品税が100ドルに値上げされたり、ダークパープルがブラウンに変わったり、共同基金で動くお金の額が変わったりしたそうですよ〜


・・・えっ?えっ?も、モノポリーのルールが改定されている?しかも2008年に?グハッ、全然知らなかった・・・!

一応このサイトにはモノポリー攻略ページってのが存在しているけど、そしてそのページはスーパーファミコンソフト「モノポリー」の攻略ページではあるんだけど、同じページに「ボードゲームとしてのモノポリーのルール」の紹介のページもあるんだ。

それなのにルール改定を知らないとかヤヴァイのではなかろうか。そうだね、ヤヴァイね!!

というわけで、ウィキペディア先生のモノポリーのページを見て変わったと思しき箇所を列挙していこう。アレ?そのページを見ればルールのページなど不要なのでは・・・。なづきいろさんに教えてもらった事項を特に注意深く見ました。



・所得税は「200ドル」になった

スタート地点である「GO」から4マスの位置にある「所得税」。止まると200ドルか、総資産の10%を支払うという止まりたくないマスです。

今まで(と言っても2008年よりも前という意味だからだいぶ前)は総資産の10%を選択した場合は全部数えるのがちょっと大変でゲームのテンポが悪くなることがなくはなかったし、メンドーだから200ドルでいい、となることも多かったです。

しかしゲーム機で遊ぶ場合は200ドルか総資産の10%かどっちの方が安いかはゲームが自動で計算して安い方を払えました。ゲーム開始直後は1500ドル持っているので10%の150ドルを支払うことになったけど、そんなときでも今後は200ドルきっかり徴収。

GOを通れば「サラリーとして200ドル受け取る」ことができますが、直後に所得税のマスに止まるとサラリーの200ドル全額を徴収。所得税って・・・なんだっけ?

このルール改正により、所得税で破産するという事件が発生するようになったんじゃないだろうか?GOを通った直後に入る分には問題ないけど、「チャンス」カードで「3マス戻る」が出てもう1回所得税に入ることもあるし、そのときに総資産が200ドル未満だったらドボンです。

ちなみにモノポリークイズによるとイギリス版では所得税は一律200ドルだったようなので、イギリス版にルールを統一したということなのかもしれません。

しっかし200ドルの出費は痛すぎる・・・ゲーム開始直後に2のゾロ目で4を出して200ドル取られ、続けてサイコロを振り3を出してチャンスに入って3マス戻るが出てまた所得税に入ったらいきなり所持金が1100ドルとか泣ける・・・。



・物品税は「100ドル」になった

あと少しでGOを通ってサラリー200ドルを受け取れる、そんなGOの2マス前に存在している「物品税」。指輪の絵が描いてあり、止まると75ドルのお支払いでした。・・・が、2008年からは100ドルに値上げ。

・・・うーん、75ドルでも別にいいじゃないか・・・指輪の値段が上がったのか?いや、税率が上がったのか?もうちょっとで給料がもらえるからって調子に乗って指輪なんて買うから・・・。



・カラーグループ「ダークパープル」が「ブラウン」になった

GOから1マス目と3マス目にある「地中海通り」と「バルティック通り」は「ダークパープル」のカラーグループだったのが「ブラウン」へ。これはゲームのボード全体の配色がだいぶ違って見えるんじゃないだろうか。

ダークパープルは、ライトパープルやダークブルーとちょっと見分けがつきにくかった・・・か?しかしブラウンってオレンジと似てないか?ぼくが持ってる「ヤングモノポリー」のオレンジはほぼ茶色なんだが・・・いや古いからとかそういうハナシではなく印刷の色がすでに・・・。

ブラック・・・は鉄道っぽいから、ホワイト・・・それは公共会社っぽい?じゃあピンクとかだったら他とかぶる心配もなかったんじゃないか?ライトグリーンとか。でもダークパープルとオレンジが遠いから、デザイン的にその方がよかったのかもしれません。ピンクはモノポリーっぽくない?

ところでウィキペ先生に聞いて初めて知ったんだけど「地中海通り」って「メディタレーニアン通り」ともいうのか!だから権利書の文字が「M」だったのか!!その時点で気づきなさい。



・共同基金「株式売却により45ドル受け取る」が「50ドル」に変更

あのわちゃわちゃした絵のカードの指示は「45ドル受け取る」でしたが、45ドルから50ドルに。スーファミでやってると紙幣のやり取りはスムーズだからあまり気にならなかったけど、45ドルを銀行からもらうのはメンドーだったんだろうか?

モノポリーには20ドル紙幣があるから、45ドルっていったら20ドル2枚と5ドル1枚で3枚ですむから大したことはなかったのでは・・・でも確かに「ルールを改定しよう」というキッカケがあったら、50ドルに変更することになるのは分かる気もします。むしろなぜ最初が45ドルという中途半端な額だったのか、という気もしてきます。



・共同基金「出産費100ドル支払う」が「50ドル」に変更

お金をもらえることも多い共同基金ですが、出費も多くハイリスクハイリターンでした。しかし出産費の100ドルは50ドルに・・・この50ドルが、ゲーム全体にそんなに大きな影響を及ぼしていただろうか・・・?医療の進歩で出産費が抑えられるようになったのか・・・?



・共同基金「教育費150ドル支払う」が「100ドル」に変更

カードの直接の指示による最高額の出費だった教育費が、100ドルに。時代の流れで教育費が安く・・・なったのか?この50ドルの減額が、ゲーム全体にどのような影響を・・・キリをよくしたのか、共同基金の恐怖を和らげてくれたのか?

それなら道路の修理費の減額を・・・。



・共同基金「オペラのチケット代 各プレイヤーから50ドルずつ受け取る」が「10ドルずつ」に変更

モノポリーの推奨プレイヤー人数である5人で遊んでいるときは200ドルの収入だったのがたったの40ドルに。株式売却よりも低い収入になってしまった。

ゲームバランスを崩壊させるようなカードだった・・・ということなのか?なんか空気カードになってないか?きっと時代が変わり、オペラのチケットが安く購入できるようになったということなのでしょう。リアルさは大事ですね。



見た感じ・・・これで全部だろうか?コマの種類の違いとかはちゃんと見てないけど、ルールの違いはこれで全部だと思います。たぶん。

チャンスカードの「各プレイヤーに50ドル支払う」はそのままなのか・・・そっちの方が場合によっては大ダメージなんだが・・・全体的に、ゲーム進行をスムーズにするための変更が多いという感じ?一人が急に有利に、不利にならないようにという配慮が多い・・・のか?

モノポリーの大会などからデータを集め、よくよく偉い人たちが考えた結果変更されたルールなのでこれが絶対いいということなのでしょう。いやー・・・全く知らなかった。情報本当にありがとうございました。



よし、この調子でアイロンのコマの復活を!アイロン!アイロン!!

2018年12月2日


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