こんな興味深い情報を頂いていたのであります。

以前のモルフォンとバタフリー関連でツイッターで面白い画像を見つけました。
コロコロコミックの記事らしいのですが、コクーンの項目にすごいことが書いてあります。

小学館編集部の方で間違えた可能性もありますが、はたしてこんな器用な間違いをするでしょうか。
もしかして開発時の設定が微妙に流出した可能性もあるのではと思っています。
https://pbs.twimg.com/media/BqFv0CWCIAA_ZoS.jpg

ちなみにその掲載号を調べてみたのですが、別冊コロコロコミック96年4月号だと思われます。

別の画像も参考にすると右上の穴久保幸作先生の絵が表紙のものと一致する事や、
187ページのカラーページと連続しているのでおそらくそうでしょう。
https://pbs.twimg.com/media/Cn9HjITUsAA9S7L.jpg
https://pbs.twimg.com/media/Cn9Hk7PUIAARaMP.jpg


画像を全部見させてもらいました、情報どうもありがとうございます!!

さて、コンパンとバタフリーの話についてのページでは、元はコンパン⇒バタフリーと進化する予定だったのでは?
コンパンとモルフォンは元は進化する関係にないポケモンだったのでは?というような推察をしていました。

主人公の名前がレッド、ライバルがグリーンで固定のようですが、
人物やポケモンの画像も右下のゲーム画面も全部公式のものです。

しかもポケモンは全部で150種類!言い切ってしまっている。
紹介されているポケモンはまあまあ妥当なラインナップ?
それともこの先生の漫画の主要なキャラなのかもしれません。

自分が「ポケットモンスター赤緑」の紹介をするために
ポケモンを選ぶとしたら大体こういう人選にすると思います。

御三家+ピカチュウ、序盤で出会うコラッタとポッポ、
ニドランやキャタピーというのも攻略手順からいっても
かなり適切といえるでしょう。

となるとなんでカブトがいるんだろうという疑問が生まれるが・・・。
とりあえず、それらのポケモンの説明部分を拡大してみましょう。



アーボ、コラッタ、ニドラン♀、ピカチュウ。 ・・・ん?ニドラン♀、デカくないか!?
なぜかニドラン♀の画像がニドリーナですが、どのポケモンも説明文はポケモン図鑑の内容と一致しています。

「電気を放電するぞ!」って放電が電気を放つことなのでは・・・。「ほっぺたから放電するぞ!」でいいのでは・・・。
「ピンチのときにほっぺたから放電するぞ!」でいいのでは・・・ま、まあいいか。馬から落馬するぞ!

上の段の問題ない説明文のポケモン2匹。

ゼニガメは水を使った攻撃が確かに得意、
ピッピはペットとして人気がある妖精ポケモン。
しかもオツキミ山にしか出現しないので、
確かに見つけるのは難しいです。

まあ大抵はオツキミ山を突破するときに
1匹は出て来るんだが・・・。

実際のゲームのポケモン図鑑の説明文と比べると、
「ペット用に人気がある」「なかなかみつけられない」と、
文章をほぼ変えていないというのが分かります。

この図鑑の説明文と情報量が完全に一致です。
先ほどのアーボたちも説明文に間違いはどこにもナシ。

じゃあゼニガメの隣を見てみよう。ヒトカゲですね。
やたらと強そうです。

3匹の中からポケモンを選んで冒険だ!というようなことは書いていないですが、
主人公がこのヒトカゲを選んだらライバルはゼニガメを選ぶことになり、
直後のバトルではどう考えても主人公が勝つだろう・・・なんだこの格差は。

でも説明文はヒトカゲのものと全く同じで、尻尾の先に火がともっているし
炎攻撃が得意というのも間違っていません。純粋に画像を間違えただけか?

確認をしなかったのか??
最終チェックとか、そういうのは・・・??業界のことは全く知らないが・・・。

やたらと強そうなヒトカゲの隣にはやたらと強そうなフシギダネが。
確かにフシギバナもフシギダネも背中に植物が生えているが・・・。

チェックをした人はこれがフシギダネの画像でないことは知らず、
「背中に植物が生えているからOK」となったんだろうか。

だがやはり他のポケモンと同じように画像が間違っているだけで、
ポケモンの「名前」と「説明文」の組み合わせには異常はないです。



最後に一番下の段の4匹。カブト、ポッポ、キャタピー、コクーンというチョイスです。
ポッポは毎ターン臆せず「かぜおこし」を無限に撃ってくるが「戦いが嫌いな臆病な鳥」と書かれています。
でもそれは図鑑の説明文の「戦いは好きではない」という内容と一致しているので全く間違っていません。

さて件のコクーンの説明文を見てみると・・・。

チョウやガに進化するのだ。

「チョウやガに進化するのだ。」

なんか言ってます。何を言っているんだ・・・?!
チョウというのはバタフリーのことだろう。名前からしてそうだ。
ガというのは「どくがポケモン」のモルフォンのことだろう。

だがコクーンはスピアーに進化するんだ。
チョウでもガでもない、ハチに進化するんだぞ!?

な、なんだこの説明文は・・・?!

今までのこの画像の法則は「ポケモンの名前と画像が一致しなくても名前のポケモンと説明文に問題はない」でした。
公式様から説明文のデータをもらってそのまま使っているか、ポケモン図鑑の文章を書き換えただけでしょう。
そして後者だとしたらポケモンの名前と画像が一致していないのに気づかれないのはおかしい。

恐らく、このページに携わった人はゲームをプレイしていない。
公式様からもらったデータをそのまま1ページに整えて作成したんじゃないかと思います。

ゲームをプレイした人がこのページの文章を書いたのならばコクーンだけこんな文章になるのはおかしい。
初代に分岐進化をするポケモンはいないし、コクーンはチョウにもガにもならない。

つまり「他のポケモンの説明と間違えた」とも考えにくい、この文章は公式様からのものと考えていいだろう。
となるとコクーンはチョウやガに進化するポケモンだったということになってしまいます。

コクーンはモルフォンとバタフリーに分岐進化するポケモンだったということか・・・?!
コンパン⇒コクーン⇒バタフリーだったのか?!もはやカオス!!

さらにその仮説でいくと、コンパン⇒コクーン⇒モルフォンだったということにもなるのか・・・?
そういえばビードルは元は「コカーナ」というポケモンだったが、コカーナがてんとう虫ポケモンに進化する枠で、
コンパンがチョウとガ、バタフリーとモルフォンを担当したということか?

だからコンパンは曖昧な「こんちゅうポケモン」という分類なんだろうか・・・??

なんにしてももし「チョウやガに進化する」という分岐進化が初代の頃から考えられていたのであれば、
ルビサファのケムッソによりようやく実現したということになります。

そしてその分岐進化するはずだったのはコクーンだったのかもしれない・・・という、
ちょっとだけ開発秘話を覗き見てしまったのかもしれない気分になってしまったのでした。お得な気分ですね!!



◆次の日の追記◆

ロダンさんからこんなご指摘がありました。

よく見ると、オーキド博士の説明文も変ですねw
オーキド博士の解説なのに「グリーンのおじいちゃんである博士が作っているデータブックだ」って
まるでオーキド博士=データブックみたいに見えます(^◇^;)
多分、本当はポケモン図鑑の説明文だったんでしょうね


ん?
そういえばオーキド博士の説明文は読んだけどコクーン・インパクトが強すぎてスルーしてしまっていた。

よし、改めてオーキド博士の説明を見てみよう。
どれどれ。

オーキド博士
グリーンのおじいちゃんである博士が作ったデータブックだ。


―衝撃の真実が今ここに。

今まで我々がオーキド博士だと思っていたものは博士ではなく、
本体はオーキド博士が手に持っている本の方だったのです!!

・・・どうしてこうなった?その部分にポケモン図鑑の説明を入れたかったのか?

ポケモンの公式様からコロコロコミック様側に提供されたのは「名前」と「画像」と「説明文」であり、
これは「説明文」を間違えてしまったというパターンなんだろうか・・・なぜ気づかなかった?

と言いたいところだが、自分もコクーンの話をするためにページを書いている時に
「データブックだ。と書いてある。そうか。」と意味もよく分からずスルーしてしまっていたので、
エラそうなことは言えないのであった。ともあれロダンさん、ナイス指摘をどうもありがとうございました!!

コロコロコミックに限らず、なんかこういうのって他にもいっぱいあるのかもしれないなあ・・・。



◆2017年8月23日追記◆

センスあるテキストとイラストに定評のある早瀬くるまゆさんから、こんな文章をイラストを頂きました。



たしかに姿情報がガバガバ過ぎますなコレ…

図鑑情報とは一致度が高い情報なのですが、
そんななかフシギダネ(大人)の情報「特殊能力をいっぱい持っている」。

…あれ、フシギバナって特殊攻撃の技そんなに持ってたっけ…?
という点でひっかかったので、ちょっと検証。 初代の技を再確認。

LvUPで覚える技 + 左以外で技(秘伝)マシンで覚える技   として集計してみた。

フシギバナ
物理技 1 +7 =8 ...33.3%
特攻技 3 +1 =4 ...16.7%
変化技 5 +7 =12 ...50 %
  計  24 技

リザードン
物理技 3 +17 =20 ...58.8% (ピカ版で習得した「そらをとぶ」含む)
特攻技 3 +2 =5 ...14.7%
変化技 2 +7 =9 ...26.5%
  計  34 技

カメックス
物理技 3 +15 =18 ...54.5%
特攻技 3 +4 =7 ...21.2%
変化技 2 +6 =8 ...24,2%
  計  33 技

フシギバナの技、少なっ。

「特殊能力をいっぱい持っている」の説明的に技が豊富なのか、
特殊アタッカーかと思ってしまいますが、まったくそんなことはなく、むしろ技総数でダントツビリです。

弱点のこともあるし当時の格差がすさまじいのがわかります。
(しかもカメックスには冷ビがある点で不利)

しかし、他の2匹と明確に違う点が一つ。
それは、変化技が圧倒的に多いことでした。

さきほどの「特殊能力」が、俗に言う変化技を意味しているのであれば、
この情報はあながち間違ってないといえます。

そんな将来全く役に立たない検証をしてたのでした。

それともう一つ、どうしてもこのページのゼニガメの疎外感に笑いをこらえきれなかったので、
売れ残る未来しか待っていなさそうなスイソを描きました。



えらんであげてください。

まあ左右の2匹がLv100だったとしても、
自分はフシギバナはレベル技「やどりぎのタネ」を覚えさせたいのでフシギダネ(大人)は選びませんが。

最後までフシギバナがかわいそうですが、許してあげてください。 では!




す、スイソ――ッ!!
確かにこういうことになる!ポケモン初期の雑誌でさえ、こんなことになっていたとは・・・。

売れ残る・・・これは売れ残るわ・・・。

そしてぼくは「特殊能力」というのは勝手に、
「くさタイプは直接攻撃技はあんまりないからかな」などと非常に安易に考えていました。

エフェクトガードのミスでもエフェクトガードで防げるとうたわれている「とくしゅ攻撃」といっても
「物理」「特殊」に分類されるタイプのことじゃなくてじゃなくて能力を下げる攻撃だということが判明したけど、
「とくしゅ」って言葉がゲーム内に混在しすぎて今より初期は大分こんがらがっていたイメージですね・・・。

そしてもしそのエフェクトガードのミスと同じ「特殊攻撃」を指しているとしても、
フシギバナが得意なのはどっちかというと能力を下げる攻撃ではなく状態異常にする攻撃だから
やっぱ特殊攻撃が得意じゃないという気もします。

ゲーム内の「特殊攻撃」の定義の技でいくと「なきごえ」しかない・・・。









2017年8月8日








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