さて今日は、さっき思いついた話をしようか・・・。

初代ポケモンをはじめよう、電源ボタンをプシュ!(というかゲームボーイだから電源ボタンはスライド)
すると、ポケモンが2匹戦っているシーンが流れます。

おお、大迫力のポケモンバトル!BGMもかっちょいい!!
これは、この名作ゲームといわれる「ポケットモンスター赤緑」に期待せざるを得ない!!

戦っているのはプロローグにも登場するニドリーノ!
対するは―!



・・・誰?

この手前にいる黒いポケモン、誰?

耳がとがっている、背中はツルツル、ニドリーノより少し背が高い、肩ががっしりしている、
爪がある、右手を振り下ろして攻撃をしている。だが、コイツ誰?

「いや、ゲンガーでしょ?」と思われる方が多いと思う。



これはアニメ「ポケットモンスター」の第一話「ポケモン!きみにきめた!」の冒頭。
ピコーンとゲームボーイの音がして、左のゲームボーイ風味の白黒画面が動きます。

だが手前のポケモンの攻撃を避けたニドリーノが攻撃に転じると突然、
カラーのアニメとなりそこはポケモンのバトル会場でのバトルの様子だったことが判明します。

 

もう一つ、これは「ポケットモンスターファイアレッド」のオープニングの様子。
やはりニドリーノと戦っているのはゲンガーです。

しかし、よーくよく見てほしい。見て比べてほしい。
3つとも「手を振り下ろして攻撃をしている」まさにその瞬間の1コマです。



ゲームボーイのヤツだけ、違わないか?

アニメやファイアレッドだと手の先は尖ってるが白い「爪」として独立はしていません。
でも赤緑のはどう見ても「爪」が存在しています。
そして背中はツルツルで、しっぽはなさそう。あったとしてももっと背が高そうです。

昔からこのオープニングに出てくるポケモンは「ゲンガーではなかったんじゃないか」と思っていました。
もしかしたら没ポケモン、もしかしたらカビゴン?それともゲンガーのデザインや設定が違った?

最初から、「今の設定のゲンガー」だとしたら不自然な点が多すぎます。

まず、ゲンガーは何をしているのか。
ゲンガーはニドリーノに右手を振り上げて攻撃を繰り出しています。

・・・しかし、ゲンガーが自力で習得する攻撃技は「したでなめる」「ナイトヘッド」「ゆめくい」のみ。
「あやしいひかり」や「さいみんじゅつ」のモーションとは程遠いイメージです。

これは実は「さいみんじゅつ」で、右手を振り上げ、ニドリーノの頭に力強くヒットさせ、
「おらァ!眠れや!!」ということでしょうか。しかも命中率100%じゃないから避けられている。

それともこれは「ゆめくい」であり、「頭から直接夢を引きずり出してやるぜェ!!」というモーションで、
だがニドリーノは「ねむり」状態でないから外れてしまっているということかもしれません。

このポケモンが野生ではなくトレーナーがいるのであれば「わざマシン」を使って技を覚えられるので
「メガトンパンチ」などの可能性もなくはないが・・・。「パンチ」のモーションではないだろう・・・。

もう一つ、ニドリーノも何をしているのか。
もし相手が今の設定のゲンガーだとしたらもう何もかもがおかしいです。

口を開いて噛み付こうとしているがニドリーノは「かみつく」を覚えません。
それなら口を開けながらも「たいあたり」をしたのか。ゲンガーには こうかが ない みたいだ・・・

いや、口は開いてるが「つのでつく」だろうか。ゲンガーには こうかが ない みたいだ・・・
連続で攻撃してやるぜ!「みだれづき」だ!!ゲンガーには こうかが ない みたいだ・・・
前を向いているのは気のせいだ!「にどげり」!!ゲンガーには こうかが ない みたいだ・・・
自力で覚える一撃必殺!「つのドリル」を食らえ!!ゲンガーには こうかが ない みたいだ・・・

大変です、ニドリーノに勝てる見込みがありません。
あとは「どくばり」しか残ってないが威力は低いし、ゲンガーも「どく」タイプだからほぼ意味なし。

そもそもこの2匹が戦っている場所も謎。
どう見ても「草むら」や「森」です。
しかも近くにトレーナーは見当たらない。

アニメだと「トレーナー同士のバトルの様子だった」
という設定がくっついていますが、
ファイアレッドリーフグリーンでは
会場ではなく外で2匹が戦っています。

しかしゲンガーは野生で出ない。ニドリーノが野生で出るのはサファリゾーンのみ。
(赤緑のオープニングの話なのでもちろんピカ版は除外)

この二匹が森で戦うシチュエーションなど存在しない・・・。

見切れているだけでトレーナーがいるのか?「たんパンこぞう」がゲンガーを裏技で出したのだろうか。
ニドリーノに勝ち目はないから逃げるか捕まえるかしなさい。

これらの条件を満たした、起こってもおかしくはないシチュエーションとは。

・森で戦っている=ゲンガーは野生では出ないのでトレーナーのポケモン
・ニドリーノと戦っている=ニドリーノはサファリにしか出ないのでトレーナーのポケモン
・ニドリーノを持っており、外にいるトレーナーは存在している
・ゲンガーを持っているトレーナーは、主人公かキクコ

というわけで、これでハッキリしました。

これは、主人公と一般トレーナーのバトル。
もしくはキクコと一般トレーナーのバトルだったのです。

キクコもあのBGMの部屋にずっといると、
気が滅入ってきたので外に出たのでしょう。

外の空気を吸おうと思って森に出かけ、
手ごろなたんパンこぞうとバトル。

その様子が、ポケットモンスターのオープニングに流れてしまったのです。
いきなり四天王のキクコと相対した一般トレーナーは驚いて「たいあたり」なんかを指示してしまったのでしょう。

  

このオープニングの謎のポケモンはカビゴンにも見えるなあ、爪もあるしと思っていましたが、
初代だとゲンガーの背中もツルツルです。どっちのつもりでオープニングを作ったんだろう?

物理っぽい技を出し合って戦う2匹だからカビゴンの方がまだマシな気がする。
とりあえずそのモーションで、ニドリーノと外で戦うのにゲンガーは不自然すぎる。

ゲンガーは0Eという大分早い番号のポケモンだからゲンガーという姿は決まっていたが、
ゴーストタイプとノーマルタイプの優劣は決まる前に作られたポケモンということか・・・?

最初からゲンガーのつもりで作られたのならモーション、対戦相手などあらゆることが不自然。
他のポケモンで作られたのなら「後姿がゲンガーにも見える」ということで
ファイアレッドやアニメでは無理やりゲンガーにされてしまったということになる。

この後姿は未知の没ポケモンであり、後に背中にトゲが足されてゲンガーにされたのかもしれません・・・。

しかし青で戦うポケモンはニドリーノからプリンに変更されている。

青はアニメが始まる少し前に発売されたから、
この後姿のポケモンはゲンガーに決定済みだっただろう。
そしてオープニングからインパクトを与えるためにニドリーノからポケモンを変更。

選ばれたのは、プリン。なぜだ。

このプリンも何をしているのだろうか。「ずつき」は覚えない。そもそも当たらない。
手を出していないから「はたく」や「おうふくビンタ」ではない。

「のしかかり」か「すてみタックル」が妥当か。まあ相手のゲンガーに効果はないわけだが。

・・・なぜ、ゲンガーだと決定した後にプリンにしてしまったのか。
他のメディアや人気の影響があったとしても、
なんでここまでゲンガーに攻撃を当てられないポケモンにしたのか。

色々考えて、ちょっと見えてきた気がします。
もしかしたらあんま深く考えてなかったのかもしれませんね。

え、失礼ですと。うむ、それは分かっておる。
だが、ゲンガーとニドリーノが戦うのは初代において色々おかしい。

ゲンガーじゃなかったとしたら納得はいくが、じゃあそのポケモンは何なんだという疑問が残る。
アニメでゲンガーだということになってしまったのでゲンガーだとして、
それならなぜプリンを体当たりや頭突きっぽいモーションで攻撃させたのかが分からない。

もう全然説明がつかない。

ファイアレッドではどっちも別のポケモンにしちゃったらよかったんじゃないのか・・・。
ゲンガーが森で戦っている絵がもうなんかおかしいよ・・・。

というわけで、オープニングはあんま深く考えてなかったのだろうという失礼な結論に至りました。

ポケモン同士の白熱したバトル!
強そうな黒いポケモンの攻撃をかわし、次に向こうのポケモンが反撃に出た!
さあ、バトルの行方は・・・!!

そしてタイトル画面へ。
うわあ、かっこいい!ぼくもあんなかっこいいポケモンバトルがしたい!
よおし、ゲームスタートだ!!

とだけ思ってもらえばそれでいいので、人選とかモーションとか使う技とかそもそも効果があるかとか
そのポケモンがゲーム内でどのようなポジションだとかそのバトルがどういう場面なのかとかは
割とどうでもよかったのでしょう。片方に明らかに勝ち目がなかろうと別によかったのでしょう。

演出とはそういうことです。

もしくはそのポケモンが赤緑の段階ではゲンガーではなくオープニングにしか登場しない没ポケモンで、
カビゴンよりアグレッシブで「ひっかく」を使用するニドリーノより大きなポケモンがいたのに、
アニメが始まってゲンガーにされてしまった悲劇が裏側にあったのかもしれません。

注意※この見解は完全にこのサイトの独自のものです。本気にしないようにご注意ください。



◆追記的なオマケ話◆



上のお話を書いているときに気づいたんだけど、通常のニドリーノとオープニングのニドリーノは
ポーズなどは似ているけどよく見ると全然違う画像でした。

重ねてみるとそれぞれの耳の形、角の形などは一致するんだけど部位ごとに一致するだけで
全体的なサイズはオープニングのニドリーノの方が随分と小さいです。

そういやポケモンの番号的にニドリーノは151匹中135番目という大分後の方に入っているポケモンです。
まさかニドリーノも後姿ポケモンもオープニング用に作られた存在であり、
割と最後の方でリサイクルされてニドリーノという名前が与えられてデータが入れられた可能性が・・・?!

ハハッ、まさかな・・・。

注意※この見解は完ッ全にこのサイトの独自のものです。信じないようにご注意ください。



◆次の日の追記◆

スコットさんからゲンガーが出してる技はわるあがきだったりして という見解を頂いた。ありがとうございます。
なるほど、ニドリーノとそこまで死闘を繰り広げていたとは・・・!

そう考えると何を出しても効果がいまひとつか効果がないニドリーノも「わるあがき」に見えてきました。
まさかの「わるあがき」対決だったのかもしれません。

頑張れニドリーノ、「わるあがき」ならゲンガーにも当たる・・・!
と思いきや、初代では「わるあがき」はゴーストタイプに当たりませんでした。どこまでも可哀想なニドリーノ・・・。

オープニングで戦っていた=ゲーム起動して最初に目に入るポケモンだというのに、
ポケモン総選挙720では720匹中702位という健闘ぶりだったというし・・・。

頑張れニドリーノ、ぼくは応援してるぞ!
後姿だけで正体も分からんポケモンに負けるな!!









2016年7月27日








◆目次に戻る◆




inserted by FC2 system