長年疑問だったものを、やっと調べてみました。やっぱりそうでした。

「マリオペイント」のタイトル画面では「MARIO PAINT」というそれぞれのアルファベットを押すと、
色々なことが起こります。タイトル画面からすでに面白いゲームです。

「I」を押せば画面が揺れたり白黒反転して曲がおかしくなったり、
「A」を押せばヨッシーが走ってきたり文字が落ちてマリオを巻き込んだり。

そして「R」を押すと、Rに生命が宿り、歩き出すのです。

目が出現した「R」は謎の言葉を発しています。
クリックするたびに声が聞こえます。

かつてサイトにあったマリオペイントの攻略ページ、
「マリオペイントの情報ガイド」というページでは
「「おーねぎぃ」と聴こえますが・・・大ネギ?」と書いていました。
(←コレはそのページで使っていた画像)

確かに「おおねみ」や「おーねぎ」と聞こえます。
結構高めの声です。機械音ぽくて早口。

←コレをクリックすると「おおねぎ」が流れます。一瞬ですが音量注意。

ゲームから直接録音しないといけないのでなかなか検証していなかったんですが、
やっとマリオペイントを引きずり出してきて録音してみました。

その前に、このことが有名な話だったら大変だと思って一応検索してみました。
「マリオペイント タイトル画面 R クリック 声」などで色々探してみましたが、
「なんと言っているかはわからない」という説明でした。

ウィキペディアの「マリオペイント」のページですら、
「歩き回るRの字をクリックすると何か意味の分からない言葉を発する(何度クリックしても同じ言葉)」とあり、
意味の分からない言葉と表現されています。確かにおおねぎでは意味不明です。

また、別のwikiの説明は「一つ目の顔が現れて歩き出す。クリックするたびに謎の鳴き声を発する」でした。
他のマリオペイントの紹介のページも見てみましたが、Rが発する言葉の内容についての言及はない。

それは恐らく。
・・・そう。

誰も興味を持ってないからですね。

特に気にしていないのでしょう。Rが何を言おうと別に気にならないよね・・・。
ってかもはや今更だよね・・・。
・・・だけど、ぼくはそれを検証してみました。

というか、ある程度「こうだろな」と思って作業を開始しました。
そして、一発で正解を引いてしまいました。

誰も興味を持たない「おおねぎ」ですが、自分で再現してみました。
もしかしてこうやればできるかな?と思ってやってみたら、自分の声で「おおねぎ」ができたのです。

 コレはぼくの声の「おおねぎ」です。
     こっちはゲームで流れる「おおねぎ」。

どうですか。2回目の録音だけどかなり似てませんか!比べて聴くと似てませんか!
いててっ、なぜか石が飛んできた・・・!

実はこのぼくの声は再生速度を変えていて、1.5倍の速度で再生しています。

 これは元のテンポで再生したもの。「おおねにぃ」と聴こえ・・・るような?

さらに実はこの声はピッチも変わっていて、1.2倍の高さで再生されています。
これをさらに元のファイルに戻していくと・・・。

 急に声が低くなりましたが地声です。上のヤツから20%低く再生したものです。

「お お ね に」と大分しっかり聴こえます。
さて、ここまで来ると大半の人が分かったと思いますが、次の手順行ってみましょう。

これをあと一段階戻すと、ぼくがマイクに向かってしゃべったセリフになります。
この「おおねに」を逆再生すると・・・・・・。

 なんと「任天堂」になります。

この「任天堂」と言ったのを20%ピッチを上げ、1.5倍のテンポにし、
逆再生したのが   だったのです。

というわけでゲーム音声の「おおねぎ」も、ピッチとテンポを変えて逆再生すれば元の音声になるはず。

 まずコレは、ゲーム音声の「おおねぎ」を逆再生したもの。高い声で「にんてんどー」と言ってます。

ですがこれだと機械音みたいなので、もうちょっとピッチを下げてみます。
ぼくと同じ20%だとまだ高すぎたので、さらに下げてみました。

 コレが多分元の声・・・。低いな。男の人がしゃべっていたんですね。たぶん・・・。

この高さが一番自然でした。 を逆再生し、再生速度を2分の1にしたものです。
ゲーム的にこだわる必要もないので多分これで正解なんじゃないだろうか・・・?

さて、逆再生すると子音と母音が全部逆に再生されることになります。
ちなみに今、「死因とボインが」と出ました。やめろ!!

「にんてんどう」をローマ字にして「nintendo」。
これを全部逆から読むと、逆再生した言葉と同じになるのです。

えーと、「odnetnin」になりました。
読んでみると「どぅぬ」・・・みたいな感じ。
これを早く言って逆再生すると「にんてんどー」っぽくなるはずです。

が、「おおねぎ」ではなかった。全然違った。

というわけで、マリオペイントのタイトル画面のRを押した時の謎の声の正体でした。
長年の謎でしたが、検証時間は驚くほど短かったです。逆再生すりゃOKという・・・。

あの生きたRは任天堂、任天堂、と連呼していたのです。
Rがさらに可愛く思えてきましたね。おおねぎ!





2015年1月14日






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