◆パズルの解き方の極意・六ヶ条◆
まあ誰でも思いつくようなコトですが、解答を見る前にひらめいてみましょう。 自分はこうやって解いていきましたというようなおハナシです。



◆極意其の壱・パネルの数を把握して同時に消す個数を決める◆

赤と黄色は3つずつありますが、水色は5つあります。 このため、水色は必ず「5個消し」しなければいけないことが分かります。 さらにカーソルの位置で動かしてしまうと6つある青が4つで消えてしまうので、 青も3個消し×2か6個消ししないといけないことが分かります。

逆に言うと水色が4個消し以下、青が4個消しなどNGの消し方になった瞬間に詰むため、 その消え方にならないように動かすだけでクリアできることもしばしばです。



◆極意其の弐・初期配置をヒントにして消える順番を見極める◆

動かすパネルよりもそのままのパネルの方が圧倒的に多いです。 つまりほとんどのパネルは動かさずとも消えるということです。 このパズルだと右から2番目の列で青の上に緑が乗っているので、 青⇒緑の順に消えるという推理ができます。

さらに黄色が青の上に乗っているのが2箇所あるため、黄色も青より後に消えることになります。 後に消えるパネルは大抵、先に消えるパネルより上にないといけないので、 消える順番にアタリをつけて上下関係に矛盾が生じないように動かすだけで勝手に解けていくことでしょう。



◆極意其の参・消去法で選択肢を狭めていく◆

緑が4つあり、二つが最下段にあるため緑は「横に4個消し」が確定です。 そのため緑はどれを動かすにしても一つの列に二つ以上存在してはいけません。 となると、一つの列に2つ存在している右の列の緑は動かす対象ということが分かります。 動かす方向は、左だとまた右から2番目に緑が2つ存在することになるので右に落とすこと一択です。

このパズルは2手なので、緑を右に落としたらあと1手しかないため、青を横に並べることは不可能。 不可能=動かしてはいけないということなので、あと動かすべきは青を動かさないように黄色を動かす1手、 二つ縦に並んだ黄色を左に落とすという動作しかできることがなくなります。一つずつ可能性をつぶしていきましょう。



◆極意其の四・何も考えず一種類のパネルを消す配置に動かす◆

どんなパズルも、まず最後の1手で「消す」動作をしなければ始まりません。 どれが連鎖で消えていくにしても、最初の1つは自分の手で消すのです。 このパズルの手数は3手ですが、3回動かしてパネルを消すことだけ考えると、 黄色を消すなら縦でしか消せません。そしてそのように動かしてみても連鎖は起こりません。 なので、黄色を最初に消すのは間違いだと分かります。

次に緑を考えると、無理に縦に緑を揃えても他のパネルは消えません。なので、最初に消えるのは緑でもないことが分かります。 さらに青は横で4個消ししないといけない、しかも一番上にもあるので恐らく連鎖の最後に消えるものと考えられます。

・・・となると、残るは赤しかありません。そして赤を3手で消すには横消しは不可能なので縦消し一択。 赤を最初に縦で消すことだけを考えて動かしていればいつの間にか他のパネルも連鎖で消える配置になっているのです。



◆極意其の伍・消せるものは消して残骸から推理する◆

もちろんパネルが1個や2個残ってしまうともうそのパネルは消せず詰みですが、 つまりはその残ったパネルが消えるように動かせばそのパネルも一緒に消えたということです。 「ここを動かせばたくさん消えますよ!」というような初期配置のパズルは多く、 そこで消したら中途半端に残るし手数も余るし詰みになることも非常に多いですが、 大量に消せるのならば一度残り手数も気にせずに消してしまうのも手です。

その1手は間違っておりクリアはできなくなりますが、 余ったパネルにより動かすべき位置の推理をすることができます。 赤と黄色が1つずつ余りましたが紫と青は残らず消えたため、 動かすべきなのは赤と黄色だけなのではという仮説が成り立つのです。

さらに紫は5個で横向きのT字で5個消しするしかなく赤を右に引き抜く以外の方法がないため、 赤を右に引き抜く動作は間違っていない。その前に黄色が横に4つ、赤が横に4つ並ぶような配置になるよう、 青と紫を動かさないようにするだけで解けてしまいます。



それでもどうしても解けない・・・何日間も悩んだが全く解けない・・・。 あと1問解けば次のラウンドに進めるのに・・・と、苦しむこともあるでしょう。 そんなときは・・・。



◆極意其の六・解答を見ちゃう◆

時間は有効に使いましょう。 そのために解答集を作りました。どうしても解けない問題だけ、解答を見ちゃうのもアリです。 別にファイル選択画面で汚点は残らないので、見てスッキリしてしまうのもアリなんです。

2017年11月3日


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