◆◇モノポリー  ルール説明◇◆



競売、交渉、破産のルール◆
その他のルールその2。ここまで分かればモノポリーで完璧に遊べます。

競売について
まだ誰も買っていない土地に止まり、その土地を買わない場合その土地は競売にかけられます。各プレイヤーはその土地をいくらで買うかを競り合い、競り落としたプレイヤーがその金額を銀行に支払って土地を購入します。 土地に止まって競売にかけたプレイヤー自身も競売に参加することができます。

ゲーム上に家が残り2軒の時に複数のプレイヤーが家をそれぞれ2軒建てたがった場合なども、家は競売にかけられます。 その場合も土地と同じく家をいくらで買うか競り合って競り落としたプレイヤーが家を買うことができます。(建設すると言っていなかったプレイヤーも家の競売に参加することができます。スーファミ版に家の競売はありません)


交渉について
交渉とは自分と他の誰か一人のプレイヤーに権利書のやり取りを持ちかけることです。例えば自分が持つ「ケンタッキー通り」と相手の「アトランティック通り」を交換してくれないか、とか、相手が持つ「ニューヨーク通り」を200ドルで売ってくれないか、などです。

権利書と現金を渡し、相手から権利書を受け取る、というように権利書と現金を同時にやり取りすることもできます。ただし交渉でやり取りできるのは権利書と現金と釈放カードのみで、それ以外は一切交渉材料にしてはいけません。 (例えば「次に俺のところに止まってもレンタル料払わなくていいからオリエンタル通りください」とか、「次のサラリーが入ったら200ドル支払うから先に権利書だけください」など、今現在完結させられない交渉は禁止です)

家やホテルの売買はできないため、交渉が成立し権利書を譲渡する際にその土地に家が建っていた場合は、それらの建物を全て売却して銀行からお金を受け取ってから、相手に権利書を渡します。

抵当に入っている権利書のやり取りも可能ですが、その場合は受け取った時に抵当から戻すか否かを決定します。抵当から戻す場合は通常通り土地の価格+10%の利息を支払います。 抵当から戻さない場合は10%の利息だけを支払って抵当のまま権利書を受け取ります。後にその土地を抵当から戻す場合も、土地の価格に加えて再び10%の利息を支払います。

交渉中は第三者は交渉に介入・参加することはできず、交渉は二人の間だけで行われなければいけません。しかし第三者が意思表示をすることはできます。


破産について
払うべきお金を払えなくなってしまった時、そのプレイヤーは破産してゲームオーバーになります。入った土地のレンタル料を払えず破産する場合は、土地の持ち主に権利書と現金を全て渡します。

破産した時に家を持っていた場合は家を全て売却してから権利書を渡します。抵当に入っている権利書に関しては交渉で抵当に入った物件をやり取りした時と同じです。

カードの指示の支払い、物品税、刑務所からの釈放代というレンタル料以外の支払いで破産した場合は、権利書は抵当に入っていたものは抵当から戻され、GOから近い物件から順に競売にかけられます。 (スーファミ版モノポリーでは権利書は全て銀行に戻ります。ファミコン版では競売になります。)


行動のタイミング
交渉、家やホテルを建てる(or売却する)、土地を抵当に入れる(or抵当から戻す)という行動を起こせるのは、 自分がサイコロを振る前、サイコロを振ってマスの指示に従い次の人にターンを渡す前、他のプレイヤーがサイコロを振る前です。(いずれにしてもゾロ目中は不可)


仮破産と救済について
資産をやりくりしてもレンタル料や銀行への支払いができないプレイヤーは「仮破産」となり、他のプレイヤーから「救済」されない場合初めて「破産」となってゲームオーバーになります。

レンタル料が支払えず破産になった場合は持ち物全てが一人のプレイヤーへ渡り他のプレイヤーが一気に不利になるため、そうしないために「救済交渉」を行うことができます。

例えばAさんがBさんの土地に入って200ドルが支払えない場合、Cさんが200ドルをBさんに支払う代わりにAさんの所持している抵当に入っているケンタッキー通りの権利書を譲ってもらう、というようなパターンがあります。

これによりAさんはケンタッキー通りをCさんに渡すのみで200ドルの支払いはしなくてよくなりゲームに参加し続けられ、Bさんは規定どおり200ドルのレンタル料を受け取れて、CさんはAさんの権利書がすべてBさんに渡ってBさんに勝てなくなるという状況を作らずに済みます。

(スーファミ版モノポリーには「仮破産」の制度はなく、家を売る・抵当に入れることをしても支払いができない場合は「交渉」はできず即時破産となります。)


◆目次にモドポリー◆





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