ワトソン | 「さて、次に「ふうとう」を調べてみましょう」 |
チャールズ | 「これは なんだ ワトソン」 |
ワトソン | 「ふうとう ですよ せんせい ゴールデンあての」 |
チャールズ | 「えっ ゴールデンとは だれだ?」 |
ワトソン | 「さっぱり わかりません あけて みては どうですか」 |
チャールズ | 「あっ! その ふうとう から おちたのは いったい なんだね?」 |
ワトソン | 「なにかの しょうめいしょ みたい ですよ」 |
チャールズ | 「これは こうざんの さいくつ しょうめいしょだ ゴールデンから ブラウンへの しょうけんの うけわたし では ないか」 |
ワトソン | 「ブラウンは ぎんざんに きょうみを もって いましたからね」 |
チャールズ | 「はなしが いよいよ こみいって きたな」 |
ワトソン | 「そうですね せんせい」 |
チャールズ | 「ところで私はまた「ゴールデン」って名前のことを忘れているぞ。バカなの?」 |
ワトソン | 「バカなんでしょうね。とりあえず「しょうめいしょ」も単体で調べましょう」 |
チャールズ | 「ところでワトソン ふうとう から なにが でてくるか あけて みよう」 |
ワトソン | 「なにかの しょうめいしょ ですね」 |
チャールズ | 「そうだ こうざんの さいくつ しょうめいしょだ! しょゆうけんが ゴールデンから ブラウンに うつっているぞ」 |
ワトソン | 「そういえばブラウンは ぎんの こうざんに きょうみを もって いましたよ」 |
チャールズ | 「そして その こうそうは おおきく なって いったのだろう」 |
ワトソン | 「今度は封筒を開けた事実を忘れたやり取りをしていますね」 |
チャールズ | 「こっちの会話ではゴールデンという名前に疑問を持っていないな・・・」 |
ワトソン | 「いくつもゲーム内のセリフを書き写していて思うんですが、
今の二つの会話を書いた人が別々のような気がします。空白の入れ方もなんか違うし」 |
チャールズ | 「翻訳作業はどういう連携だったんだろうな・・・まあとにかく、封筒の中身は銀山の証明書だったんだな」 |
ワトソン | 「ブラウンがゴールデンから騙し取った鉱山の採掘証明書ですね。
本来これはブラウンが持っているはずのものですが、なぜテーラーが出す手紙の中に入っていたのか・・・?」 |
チャールズ | 「よっしゃ、本人に聞きに行こうか」 |
チャールズ | 「さて、では犯人を告発する前に整理をしておこう」 |
ワトソン | 「はい、この銀山の採掘証明書が入った封筒に書かれている名前は「ベロニカ・ゴールデン」。
この名前の人物は分かりませんでしたが、今のヘンリーのテーラーの名前の言い間違いでハッキリしましたね」 |
チャールズ | 「ジョセフ・ゴールデンは故人・・・テーラーとは偽名であり、彼女は自殺したゴールデンの娘。
彼女は父の復讐としてブラウンを殺し、採掘証明書を奪い自分にあてて郵送しようとしたのだろうな」 |
ワトソン | 「ところでファミコン版だと「ふうとう」を調べても「ゴールデン」とだけ書かれていて
「ベロニカ・ゴールデン」ってフルネームでは表示されないんですよね」 |
チャールズ | 「大事なとこだよね・・・」 |
ワトソン | 「・・・ええ、まあもはやしょうがないしどうしようもないですね。続きを考えましょう」 |
チャールズ | 「銃はコロンを含ませたコットンで掃除をし、ピストルは川に捨てようとしたが天井に当たってしまった。
グリップだけが引っかかりテーラーにも届かない場所で回収できないか時間がなかったのだろう」 |
ワトソン | 「自分を愛しているというヘンリーを利用して共犯者にし油で汚れたヘンリーの部屋にコットンを捨て、
銃が入った箱の鍵を1号室のベッドに隠した。コロンはヘレンやディジーにも貸して二人に
容疑がかかるようにした・・・というところでしょうか。ということは・・・」 |
チャールズ | 「ああ、落とし穴作ったのはヘンリーか!あの野郎!!」 |
ワトソン | 「・・・ええ、ああそうですね。ヘンリーにその動機はあります。部屋に細工もできるでしょうね。
・・・が、原作の一つには落とし穴はないんです。落とし穴のことはあんまり考えないでおきましょう」 |
チャールズ | 「死に掛けたっちゅーのに・・・じゃああのナイフは?部屋に入るたび何度も飛んでくるけど・・・」 |
ワトソン | 「原作では1回しか飛んできませんが確かに弾丸がある16号室に設置された罠ですね。
それが推理とは無関係なアクションゲーム要素だとしたら考える意味はありませんが、
弾丸が16号室にあると分かっているなら回収して証拠隠滅すればいいだけですし・・・ちょっと分かりませんね」 |
チャールズ | 「私の背の高さピッタリにナイフが飛んでくるってのも謎だ・・・」 |