27号室に入り「ひがいしゃ」とテーラーについて尋ねます
チャールズ「やっと最後の容疑者に会えた!でもお客さんじゃないみたいだね」
ワトソン「船員のようですね。乗客はブラウン、我々を含めて8人、船長と船員を合わせて10人・・・」
チャールズ「このデカい船、10人しか乗ってないのか・・・」
ヘンリー「ヘンリーです おれは いま ちょっと いそがしいんだ でも おあいできて うれしい ですよ」
チャールズ「それは私もだよヘンリーくん。キミのような一般市民が私のような有名・超優秀な名探偵と
接する機会はないに等しいだろうからね、存分に今と言う時をかみ締めたまえはっはっは」
ワトソン「こういう人間にはなりたくないものです」
チャールズ「何か言ったかねワトソンくん、ところで被害者について話してくれないかね」
ワトソン「そうですね、実はブラウン氏が今朝、何者かに殺害されたのです」
ヘンリー「しんじられないよ そんなこと・・・ でも こうなったら いろいろと はなしとくよ
けさ かれの せんしつが ちょっと さわがしかったんだ でも あいつは いつも よっぱらっているし
あまり きに しなかったんだ・・・それと どうせ あなたには ばれるだろうから いってしまうが
じつは あいつは オレの ちちおや なんだ・・・ まあ おやこらしい ところ なんて
なにひとつ なかったけどね でも おれは やってないよ!」
チャールズ「今朝ブラウンの部屋が騒がしかった・・・殺害される直前争っていたということだろうか?」
ワトソン「ヘンリーはブラウンの子だが親子関係は良好ではなかった・・・ほぼないと言っていいようですね」
チャールズ「やってないと言い張るが・・・キミの今朝のアリバイはあるかな」
ワトソン「あなたの ことを すこし きかせて ください」
ヘンリー「おれは ほとんどの じかん デッキや エンジンルームで はたらいて いるんだ
どこでも おれが ひつよう なんだよ
いつもと かわった ことは なかったけど けさ エンジンが こしょう している よう だったので
デッキの したに おりて いったんだ だから おれは なにが おこったか まったく しらないんだよ」
チャールズ「なるほど・・・4号室が騒がしいなあと思いながらデッキの下に降りたってことかな?」
ワトソン「そういうことにしましょう、ヘンリーは事件の時刻には仕事をしていたようですね」
チャールズ「それを証明できる人がいれば彼にはアリバイがあることになるな」
ワトソン「それと、テーラーさんの ことを すこし きかせて ください」
ヘンリー「かのじょは ほんとうに すばらしい ひとだよ じつに かわいいし
あんなに りっぱな ひとが わるい ことを するなんて かんがえ られないね」
チャールズ「こりゃまたべた褒めだな・・・そこまで可愛いか・・・?」



「ゴミばこ」で「さがす」をして「コットン」を入手します
チャールズ「ところでゴミ箱がこの部屋にしかないな。どれどれ?」
ワトソン「うわあ、ゴミあさり・・・我が赤穂藩も落ちぶれたものです」
チャールズ「赤穂藩士になった覚えはないぞワトソンくん・・・ん?ほら これを みて ごらん」
ワトソン「なんでしょう せんせい」
チャールズ「あぶらの しみた コットン らしい ワトソン」
ワトソン「この あぶらの しみた コットンを とって おき ましょうか」
チャールズ「そうだな、今夜はこれを燃料にして煮炊きをするとしよう」
ワトソン「先生、今晩の食事は」
チャールズ「煎ったドングリとカタバミの油炒めだ」
ワトソン「わあ、久々のご馳走ですね先生」
チャールズ「ついでにこの「はこ」についてどう思うか意見を聞きたいんだが、ヘンリーくん」
ヘンリー「どの カギを つかっても その はこを あける ことは できないよ」
チャールズ「なにっ・・・挑発されたぞワトソンくん!絶対に開けてくれる!」
ワトソン「それよりこの箱をヘンリーが知っていることが重要でしょ」
チャールズ「あ、そうだね。見たことある反応だねコレ」



4号室の前で「さがす」をして「じゅうのグリップ」を入手します
チャールズ「さて、また上の階に戻ってきたが・・・手が届かない位置になにかあったんだったか」
ワトソン「みて ください せんせい この フックを つかえば とれますよ」
チャールズ「明らかに距離が足りていないが、取れるなら取ってくれ」
ワトソン「とりました へやに もどって しらべましょう」



3号室で「しょうこひんを しらべる」をして、
「かぎ」と「はこ」を置いて調べます

チャールズ「テーラーが宝石箱と言っていた箱だがカギがかかっているな」
ワトソン「この かぎは はこの かぎあなに ぴったり ですよ せんせい」
チャールズ「あけてごらん ワトソン」
ワトソン「あっ! あきます! あの めずらしい デリンジャーの ようです せんせい
この じゅうが きょうき でしょうか?」
チャールズ「いや ちがうな これはまだ はっしゃ されていない ようだ」
ワトソン「銃のことはよく知りませんが発射したら形跡が残るんですね」
チャールズ「しっかし宝石なんて入ってなかったな。しかもピストルが入ってるとか。怪しすぎるぞ」
ワトソン「でもこの銃に発射した形跡がないとなると、これが凶器ではないんですね」
チャールズ「ふむ・・・だが「デリンジャー」と「たま(弾丸)」を一緒に調べると形式が同じなんだよなー」
ワトソン「では先生、次に先ほどフックショットでゲットしたこれと一緒に調べてみましょう」
チャールズ「デリンジャーと「じゅうのグリップ」だな。どうだね」
ワトソン「せんせい この じゅうのグリップは あの はこから だした デリンジャーと ぴったり あいますよ」
チャールズ「と いうことは それらは ペアだな」
ワトソン「そうです ひとくみの ピストルですね」
チャールズ「私も銃のことはよく知らんがもしかして銃のグリップは着脱可能で取り替えられるってことなのかな?」
ワトソン「そうですね、なぜ我々が銃に詳しくないのかは置いておくとして、そういう前提で話しましょう」
チャールズ「形式が同じペアの銃がこの箱に入っており、そのうちの一つがグリップ部分だけになって
4号室の部屋の前に引っかかっていたということか・・・へレンが今朝聞いた「ザブン」という音は、
凶器の半分、銃の重い部分が川に落ちた音だったということか!」
ワトソン「試しにウイリアムの「コルト」と「たま」を組み合わせて調べても、やはり形式が全く違いますね」
チャールズ「OK、つまり凶器はこのデリンジャー、その持ち主であるテーラーが犯人だな!イエーイスピード解決ッ!」
ワトソン「しかし殺人には動機が必要です、それに凶器の銃はなくしたとか、いくらでも言い訳が可能ですよ」
チャールズ「かーっ、上手く行かんな!悪がはびこっている!嘆かわしい世界になったものだ!!」
ワトソン「アンタもさっき室内を物色してたでしょうが」



3号室で「コットン」を1回、「はこ」を2回調べます
チャールズ「さて次は、さっき手に入れたゴミ・・・もとい、コットンを調べよう。あぶらの しみた コットン だな」
ワトソン「ただの あぶら でしょうか?」
チャールズ「コロンの においが するぞ」
ワトソン「わかった コロンで じゅうの そうじを していたんだ」
チャールズ「ワトソンすげえ推理力だな。デリンジャーからコロンの香りがするのか?」
ワトソン「しませんよ?ゲーム中にそんな表現はないです」
チャールズ「しないの!?」
ワトソン「コロンを染み込ませたコットンで銃を拭いて、銃を使った形跡を消そうとしたのでしょう。
犯人はコロンも犯行に、証拠隠滅に使用したのです。証拠としてコロンも探し出しましょう」
チャールズ「え、凶器の半分は多分川の中だし、それならコロンを使った証拠はないんじゃないの?」
ワトソン「お黙りなさい、ゲーム中のテキスト「コロンで じゅうの そうじを していた」は絶対です。
そしてゲーム内で語られないことは脳内で補うんです。異論は認めません」
チャールズ「でもでも、ゲーム内のテキストだけで推理できないと推理ゲームとして成り立って・・・」
ワトソン「お黙りなさいというのです。さて先生、次に何を調べましょうか」
チャールズ「そ・・・そうだな・・・先ほど「かぎ」と「はこ」を一緒に調べたら中からデリンジャーが出てきた。
その際「かぎ」は消えてしまったが、「はこ」は開いた状態で画面に残っている・・・怪しくないだろうか?」
ワトソン「おおお!まるで探偵ですね!探偵さながら!探偵に勝るとも劣らない推理力です!!」
チャールズ「はっはっは、そう褒めるな。かぎで この はこが あいたよ ワトソン」
ワトソン「デリンジャーピストルが この なかに あったんですね せんせい」
チャールズ「ワトソン にせの そこが あるぞ このはこは」
ワトソン「ほんとうだ にじゅうぞこに なってます はこの なかみは・・・」
チャールズ「ワトソン なにか あるのか?」
ワトソン「はい、中から出てきたのは新聞の記事ですね」
チャールズ「なんと かいて あるのかね」
ワトソン「その ひとは ゴールデン である と かいて あります」
チャールズ「・・・え、それだけ?」
ワトソン「はい、ファミコン版ではそれだけです。でもあまりに今まで不可解だったので原作のPC版を調べました」
チャールズ「そ、そうか・・・あれ、その調べるのに使っているスマホで通報もできるんじゃ・・・」
ワトソン「原作では「ジョセフ・ゴールデンという人が鉱山を失い、失意のうちに自殺した」という内容です」
チャールズ「・・・・・・え」
ワトソン「さらにそのときの我々の会話に「ブラウンに騙し取られたと彼は言いました」という文章もあります」
チャールズ「それって超重要じゃん。なんでファミコン版では全然違うテキストなの?
むしろコレがないと意味不明じゃん!「その人はゴールデンである」ってどういう翻訳!?」
ワトソン「翻訳した人に仰ってください、さて、なぜテーラーの銃の箱にこんな新聞記事が入っていたのでしょう」
チャールズ「さあ・・・?ゴールデンという人物を財産を騙し取ることにより自殺に追いやった・・・ってこと?
でもテーラーが持ってるってのも意味分からんな。なんで箱に隠してあったのかも」
ワトソン「ですね・・・これは本人に聞いてみるべきでしょうね」



カーターにヘンリーの事を聞き「メモ」を取ります
チャールズ「最初の方に会ったカーター判事には他の容疑者の事を聞いてなかったな」
ワトソン「じゃあ何人かの事を尋ねてみましょう。ディジーさんの ことを すこし きかせて ください」
カーター「わかい じょせいに あっても あまり たのしいとは おもわない のですが
かのじょとは しりあいに なりたい ですねぇ」
チャールズ「船で一緒にならない限り、接点はなかっただろうな・・・」
ワトソン「なんというか、口調がキケンなおじさんのそれですね・・・」
チャールズ「若い女性が危ないかもしれない、では次はテーラーさんの ことを すこし きかせて ください」
カーター「テーラーさん ですか? えーっと テーラーさん・・・ あっ あの げひんな わかい おんなか
ようふくの きかた などから わかり ますよ かのじょは ネバダの しゅっしんと ききましたが
この りょこうで はじめて あった ひとです」
チャールズ「女性の好みはハッキリしてんだなこのおじさん・・・」
ワトソン「それよりも先生、テーラーの出身がネバダ州だと判明しましたよ」
チャールズ「へレンが言っていたように西部の出身か。最後にヘンリーくんの ことを すこし きかせて ください」
カーター「ヘンリーですか? あいつは にんげんの クズですよ げひんで むきょうようで しんようできない
やつ ですからね わたしが この ように いえるのは わたしが ゆうのうなはんじ だからですよ
あいつは このふねが どこで とまるのか さえ おしえて くれません でしたよ
はんざいでも おこし かねないのが おわかりに なるでしょう しかし まあ かれについて
とくべつ いろいろと しっている わけじゃ ないですがね ただ ああいう にんげんだと・・・」
チャールズ「ただの罵詈雑言だな・・・有能な判事はよく知らない人をクズ呼ばわりしないと思うんですが・・・」
ワトソン「メモしました」
チャールズ「なぜに!?どこに書き留めておく必要性を感じた!?ヘンリーに見せてどうすんの!?」
ワトソン「いやあ、これに怒り狂ってボロを出さないかな、と」
チャールズ「キミはオニかねワトソンくん」
ワトソン「いえいえそれほどでも」
チャールズ「・・・最後にカーター判事、この「しんぶん」について何か教えていただけますか」
カーター「これは ゴールデンの こうざんが ブラウンの てに わたったときの しんぶんの きじだな」
チャールズ「やっぱこれしか言わない・・・ゴールデンが自殺したとか騙されたとか、大事だけど言わない・・・」
ワトソン「翻訳ってのは難しいんですよ、ほら行きますよ先生」

2016年4月21日


◆目次に戻る◆   ◆次のページへ◆






inserted by FC2 system