セントルイスを出て広大なるミシシッピー川をくだり、ニューオリンズへと向かう“外輪船デルタ・プリンセス号”。


その一等船室では、探偵チャールズが助手のワトソンを連れて乗り込んでいます。

爽やかな6月のある日、暖かい風が旗をはためかせています。
エンジンはドンドンと音を立てて、人々を元気ずけているかのようです。

リバーボートは孤立した世界だったが全てが心地良かった
こんな素晴らしい日に誰が殺人などという恐ろしい出来事を考えられただろうか。

チャールズが船室に着いた時にはまさか自分がこのリバーボートで起きた殺人を
解決しなければいけなくなるとは思いも寄りませんでした。

―以上、ゲーム画面より完全抜粋のプロローグ。(漢字に変換し、句読点を足してあります)
「げんきけている」もそのままです。


◆ストーリー攻略を読む注意点◆

ストーリーに沿って攻略するのが目的なので、必要のない行動もとっています。
また、全員の話を聞いているわけではありません(ややこしくなるため)。

得られる情報によって犯人を突き止める、というのがストーリー攻略の主旨です。
分かりやすくするための寄り道はこの色の文字の項目です。
クリアに必要な行動はこの文字の色で書かれています。




3号室からスタートします
チャールズ「いやー これは かいてきな たびだなぁ ワトソン」
ワトソン「えぇ のんびりして いいですね」
チャールズ「きょうは てんきも いいし デッキに でて さんぽ がてらに
ほかの おきゃくさんに ごあいさつ でも してこようか」
ワトソン「えー、ニューオリンズまでゆっくりしてましょうよ。寝ましょ」
チャールズ「海外版でしか明かされないがニューオリンズまでは3日間の旅だ。3日間寝続けるの?」
ワトソン「へいへい、分かりましたよ行きゃいいんでしょ行きゃあ〜・・・あぁーたるい」
チャールズ「・・・あのう、一応私、上司なんですけど・・・」



1号室に入ってみました
(落とし穴を避けてベッドで「さがす」をして「かぎ」を入手してもOK)
チャールズ「まずは隣の1号室に入ってみるか、お邪魔しまーす」
ワトソン「誰もいませんね、空室のようです」
チャールズ「どれどれ、部屋を物色しちゃえ・・・うぁー・・・お、落とし穴!」
ワトソン「あっ!!!先生!!こ、この床は誰かの罠だったんだ!この高さから落ちたのでは先生は・・・」
チャールズ「ひえー!死にたくない!!」
ワトソン「あぁせめてセーブ機能があったら何とかなるのに・・・」



チャールズ「ぬおおおお!死んでたまるか!!」
ワトソン「・・・往生際の悪い。何を踏ん張ってるんですか」



ワトソン「オラオラ」
チャールズ「やめてー!引っ張り上げてよ!!」



チャールズ「はー、はー・・・死ぬかと思った・・・助けてくれてありがとうワトソンくん・・・」
ワトソン「普通の初プレイではここで死ぬんですけどね」
チャールズ「ミシシッピー殺人事件の被害者は私なのか?!殺人事件ってそういうこと!?」
ワトソン「とりあえず1号室のこの位置に乗るとゲームオーバーだから気をつけた方がいいみたいですね」



4号室に入ります
チャールズ「2号室も無人だったが、4号室に来てみると・・・ワトソン あれを みろ!」
ワトソン「だれか たおれて いますよ」
チャールズ「かれは どうしたんだろう とにかく たすけて あげなさい」
ワトソン「せんせい これは たいへんです」
チャールズ「え? どうした」
ワトソン「ち ちが ながれています!」
チャールズ「ほ ほんとだ このひとは しんでいるぞ!!」
ワトソン「せんせい かれは ころされたのでしょうか?」
チャールズ「うーん たぶん ころされたのだろうが まず この ひとが だれであるか
そして ここで なにが おこったのかを しらべなければ いけないな・・・」
ワトソン「しかしこの出血量で死んだと判断できるでしょうか・・・顔色が紫色とはいえ・・・」
チャールズ「数えてみたけど血はたったの12ドットしかない、しかも赤くないな」
ワトソン「せっかくだから俺はこの赤の扉を選ぶぜ!」
チャールズ「だから赤くないんだってば」



4号室の前で「さがす」をします
ワトソン「なにか ぶらさがって いるものが ありますよ でも それには てが とどきません」
チャールズ「どんなに好意的に見ても何も無いんだけど」
ワトソン「せめてなんかヒントがほしかったですね、当時ここを調べたプレイヤーはいたのでしょうか」
チャールズ「ジャンプ力が上がるアイテムでも探してもう1回ここに来ようかワトソン」
ワトソン「そうですね」
チャールズ「・・・ツッコミがほしかったなぁ〜・・・」



船長室、9号室、27号室のいずれかに行き、
「ついてきてもらえないか」と言います

チャールズ「というわけで9号室に来てみたが、はかせみたいな人がいるぞ」
カーター「わたしは カーターと いい はんじを しています」
チャールズ「博士じゃなかったね」
ワトソン「ちょっとアンタは黙っててください。カーターさん、申し訳ありませんがついてきていただけませんか」
カーター「わかりました ついて いきます」
チャールズ「知らないおじさんについて行っちゃいけないんだぞ」
ワトソン「この部屋にいるのは全員おじさんです。いいから黙ってなさい」



ネルソン、カーター、ヘンリーのうち一人を4号室に連れてきます
チャールズ「カーターさん・・・この方をご存知ですか・・・!」
カーター「ああ ブラウンさん ですね」
チャールズ「・・・・・・。」
ワトソン「・・・・・・。」
カーター「もしもし?聞こえませんでしたか?この方は、ブラウンさんですよ」
チャールズ「そ、そうですか・・・あの、ブラウンさんについて知っていることを教えてもらえますか」
カーター「殺害された!?彼が!?」
チャールズ「目の前で死んでますけど・・・」
カーター「まあ わたしも はんじとして きょうりょく しなければ なりませんな
たしか かれは サザンいっかの しゅっしん だったな 2、3ねんまえに ちょっとした じけんで
かれを たすけて やった ことが あったよ くだらない じけん だったがね」
チャールズ「ブラウンさんとカーター判事はお知り合い・・・と。ワトソン、メモしとこうか」
ワトソン「ですが一人の証言につきメモは3つまでしか残せないんですよ。吟味しないと」
チャールズ「何でそんなメモ帳持ってきちゃったの!?メモって探偵の基本やん!!」
ワトソン「だっかましい。それではカーターさん、あなたについてお聞きしたいのですが」
チャールズ「くすん・・・」
カーター「いま ちょうど わたしは しごとで たびを している のです
ちょっと じゅうだいな ひみつ じこう でしてね
じゅうよう じんぶつが かんけい していると いうことしか おはなし できませんな」
チャールズ「それより事件があったと思われる今朝のアリバイなんかは」
カーター「えぇ たいへん ちいの たかい じんぶつでしてね」
チャールズ「あのう・・・」
カーター「もし わたしの いって いることが おわかり なら
これ いじょう せんさく するのは よした ほうが いいですな」
チャールズ「・・・全然分かんないから詮索してもいいのかな?」
ワトソン「アホは黙ってなさい。ご協力ありがとうございますカーターさん、またお願いします」
チャールズ「何度も言うようだけど、私 上司・・・」

2007年3月29日


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