◆ストーリー+操作方法◆

ミロンの住んでいる“エプシロン星”の住人はお互いに触れるだけで相手の気持を理解することができた。
そのため、文字や言葉は発達しなかった。離れた人に自分の気持を伝えるためには、音楽が使われたのだ。

人々は、楽器を使って自由に会話を交わすことができた。
しかしこの物語の主人公ミロンには、
その能力がなかったのだ。

“どうしてぼくだけ人の気持がわからないんだろう?
どうしてぼくだけ楽器をうまく使えないんだろう?

もしかしたらぼくはこの星の人間ではないのかもしれない。
もしかしたら、ぼくみたいな人間が
まだこの星にいるかもしれない・・・・・・。”

そう思ったミロンは、仲間をさがす旅にでることにした。

ちょうどその頃ミロンの住むイシュタル村に、ある危険がせまっていた。

村の長老はその危険をまわりの7つの谷に伝えるために、伝令を送った。
が、だれ一人としてこたえる者がなかったのだ。

ミロンは旅の始めにこの謎を解くため、7つの谷を治める王女エルシラに会うことにした。
というのは、エルシラの住むロクタスの街にいちばん最初に伝令が届いているはずだからだ。

しかし、ロクタスの街についたミロンが見たものは、
楽器を魔人に奪われてこまっている街の人々の姿であった。
というのも、北の果てにすむ魔人が、エルシラの住むガーランド城を占領してしまったからなのだ。

魔人は、エルシラを城の奥深くにとじこめ、村中の楽器を隠してしまったのだ。
魔人退治をかってでたミロンにロクタスの司祭は言った。

“城にはこんなときのために、王女様が様々な道具を隠されました。
このシャボンがあなたに魔法の道具の隠し場所や道具を売る店の場所を教えてくれるはずです。
城のなかには魔人や魔人の手下のほかに、村の若者や王女がおります。どうか、たすけ出してください”

ミロンはガーランド城のなかに隠された謎を解き、奪われた楽器をとりもどして、
閉じ込められている王女をたすけだすことができるだろうか・・・・・・。
(説明書のプロローグより)


壮大なストーリーですね。この「迷宮組曲」の後の展開も非常に気になるところです。

ミロンが自分は本当にエプシロン星の人間なのか悩む辺り多分エプシロン星人じゃないんでしょう。
時のオカリナのリンクみたいな感じなのかも。

ところどころちょっと文章がおかしい気がするのはおいておくとして、
城が占拠されているのに商売している場合なのか?
王女様助けるためなんだからそのエクスカリバーを無料でくれ!

エプシロン星は言葉や文字が発達していない、音楽で気持ちを伝える、ミロンにその能力がない、
イシュタル村、ロクタスの街という地名、ガーランド城という施設などなど・・・。
これらの設定は全て続編では存在がなかったことにされています。謎も明かされていません。

・・・すべては迷宮の中です。




◆コントローラの各ボタンの説明◆

●Aボタン連射測定(タイトル画面)、ジャンプ
●Bボタンバブルを上方向に発射
●右キー、左キーミロンを左右に移動
●上キー部屋に入る(城外画面)
●下キー+Bボタンバブルを下方向に発射
●STARTボタンゲームスタート
●SELECTボタン使用しない




◆画面の見方とゲームの流れ◆

左上の「○○$」というのは所持しているコインの数です。
コインを取ったりボーナスゲームで音符を集めると増えて、
買い物をすると減ります。

左の赤と青のバーはミロンの体力「パワー」を表します。
ダメージを受けると上から赤くなっていき、
全て赤い状態でさらにダメージを受けるとゲームオーバーです。

初期状態では7ですが、「ハニカム」を取ると
上限が増えていき、最大で16になります。

部屋の中の目的は壁にバブルを撃ってコインを集め、
店の入り口を探してアイテムを購入することです。

そして敵を倒したり壁を壊したりすると出現する鍵を取り、出口の扉を探して外に出ること。
鍵は取ると画面右上に表示されますが、カギや扉がない部屋もあります。



◆ミロンのスペック◆

このゲームには「ダッシュボタン」に相当するものがありません。
4ブロック分ほど横キーを入れっぱなしで勝手にダッシュします。

つまり4ブロックほど助走しないと走れません。

ジャンプ力は縦に4ブロック分です。
「スーパーシューズ」を持っていると8ブロック弱になります。

スペック内で一番困るのがダメージを受けたときの挙動です。
ダメージを受けてもゲームは待ってくれず、
ミロンが点滅して無敵になる時間というのはほぼありません。

しかもダメージ中はバブルが撃てません。

ダメージを受けた瞬間にはミロンが少し浮き上がり移動がままならなくなります。
さらに「スーパーシューズ」を持っていると通常ジャンプほどの高さまで浮いてしまいます。

このせいで意図しないジャンプを繰り返すことになり、
一方的にダメージを受けてパワーが満タンの状態から一気に大ピンチというのもよくあることです。

敵にぶつかっても敵は生きているので敵と重なってダメージを受け続けたり、
大事なジャンプや大切な一撃のバブルを敵の攻撃で不意にされないように気をつけましょう。

2016年11月19日


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